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■ベトナムの伝統工芸
アオザイ
アオザイの始まりは、グエン王朝の時代に中国の清王朝の官人の朝服を簡略化したものがアオザイと呼ばれ、それが一般の人に広がったのが始まりです。その後1930年ころにハノイの美術家たちによる服装改良運動によって、布地のパターンやカット方法を改良しシルエットを現在の形に変えました。
 アオは衣装の意味、ザイは長いを意味します。チャイニーズ風の長いジャケットに、下はゆったりとしたパンツを着用します。女子学生は白いアオザイを着用、会社員でもアオザイを着用している女性が多く、現在の生活に定着している衣装といえます。男性用のアオザイもありますが、冠婚葬祭などで着られる程度です。
漆工芸品
漆工芸はアジアに古くから伝わるものでインド、中国から伝わったもので、ベトナムでは12世紀ころに、ベトナムの北部のPhu Tho省で漆の栽培が本格的に行われるようになりました。現在では貝殻で模様を入れる螺鈿細工が盛んに作られるようになってきましたが、デザインもアジア的なものから、現代美術の要素を取り入れたものまで作られています。
陶磁器
陶磁器も古くから日本へも輸入され、安南焼きと呼ばれていた、現在のバッチャン村で製作されている陶磁器が有名です。このバッチャン焼はシンプルな手書きの絵柄が特徴で、赤絵と呼ばれる色絵筆で花や鳥とんぼなどを描いた伝統絵柄のものや、青磁(セラドン焼き)、白磁、安南染め(白磁の釉下にコバルトで青く絵付けをしたもの)、などの種類があります。

■ベトナムの名産

螺鈿工芸(漆+貝殻細工) ベトナムで一番有名な工芸品のひとつで、漆塗りの板や家具に貝殻で模様が彫ってある工芸品。サイゴン郊外のソンベという町が有名です。ラムソンという国営の会社が一番大きくて、オムニホテルの向かいがわに工場があり、直接行っても漆や貝細工の工程の見学をさせてくれます。また、カラー漆を使って板に絵画を描いたり、卵の殻で絵を描いたりするのもあります。

シルク刺繍: ハノイ、フエ、ダラットが主な産地として有名。糸を一本ずつ自然染料で染色して絵画の刺繍をする。サイゴン市内ではダラット産の物が多く出ている。シルク刺繍についてくる額縁も立派にできています。(ちょっと重いので観光客は、額縁をはずして購入している人が多いです。)

木片細工 ダラットが主な産地。薄い板を加工してモザイクのように絵を描いて行く。その他に厚い板でダイレクトにディズニーなどの絵を切り抜いて行くのもある。

ベトナム絵画 ハノイやホーチミンにはたくさんのギャラリーがあります。有名な絵のコピーなどもありますし、世界的に有名になったベトナム人画家の絵も並んでいます。見る人の眼力も必要でしょうが、ベトナム人画家の絵は、好きになればひと目で判断できるくらい個性のあるものが多いです。また写真を持って行くとその写真にそっくりに油絵で仕上げてくれるアトリエもあります。一度プリンセスダイアナの大きな模写絵が売りに出されていましたが、2日で売れてしまいました。その絵は本当に写真みたいで、それを購入したのは英国人の船乗りでした。

山岳民族の工芸品 その独特の色使いが人気で、手織りの布地や、袋物、洋服、バッグなど、たくさんの物に加工されています。ハノイには有名なそれらの工芸品を扱う店があります。最近ではサイゴンにもできました。

民族衣装と生活用具 一番人気はアオザイですが、これは日本で買うよりもベトナムのほうが全然安くて、良いデザインのものが手に入ります。うちの奥さんは日本でアオザイが人気なのを見てびっくりしていましたが、その値段を見て、もっとびっくりしていました。
 また西洋人に人気なのは、三角形をしたノンラーと呼ばれる女性の帽子があります。、ハノイへ行くと、サファリ帽の形をしたものが良く使用されています。ハノイの写真を見ると皆男性はこの帽子をかぶっているでしょ・・?。
 箸や箸置きなども人気があります。漆塗りや、やしの身でできた綺麗なはしのセットなどが安く売られています。

お茶&お茶道具 ほかの章でも書きましたが、ベトナムはお茶とコーヒーの世界的な輸出国でもあるのです。お茶の文化は、中国の統治以来1000年を超えています。したがってそのお茶の道具も、伝統的なものがあります。私は石のカップで飲む渋いお茶が大好きなので、わざわざ購入してしまいましたが、もって帰るのにすごく重くて苦労しました。お茶そのものもジャスミン茶やウーロン茶、ベトナム茶など安くて品質の良いものが手に入ります。

バッチャン焼き ハノイ近郊のバッチャン村で製作される陶磁器。シンプルな絵柄と独特の色合いで西洋人に人気があります。ティーセットや茶碗などが人気。古くからこの地方では輸出用に陶磁器が作られてきた。古くから日本ではベトナムからの輸入陶磁器を安南焼きと呼んでいました。
主な陶磁器の種類:
 @赤、緑、黄の色絵筆で花や鳥とんぼなどを描いた伝統絵柄のもの
 A青磁(セラドン焼き)。美しい青緑に染まったもの
 B白磁。真っ白な磁器。カーブのデザインが美しい。
 C安南染め。白磁の釉下にコバルトで青く絵付けをしたもの。

鳥かご 特にハノイに多いのですが、竹で編んだ鳥かごが安くてしかも美しいですよ。よく西洋人が買っているのを見かけることがあります。

銀細工 小さなピルケースや煙草入れなど、彫り物で模様をつけたかわいい銀細工製品もベトナムでは人気があります。

エスニック雑貨 ベトナム人はとても手先が器用です。とくに農村部では手工芸が盛んに行われていて、そんな工場で作られた雑貨がサイゴンやハノイなどで外国人にとても人気があります。デザイナーもアメリカ帰りや香港の越僑などが進出していて、とても斬新で可愛らしいものが増えてきました。

ベトナムバッグ もともとは竹や籐で編んだ籠にシルクの刺繍を組み合わせていたバッグが主流だったが、最近はタフタシルクの生地に刺繍やビーズを入れるデザイン物が主流になっている。

ドンホー版画: ベトナムのテト正月の時に使われる伝統絵画の版画。ベトナム北部のドンホーム村で製作されている。テト正月以外ではあまり市内で見かけないが、書店などで手に入れることが可。好きな人には人気があるが、そうでない人には、ただの版画・・・。

■ベトナムの結婚

ベトナムでは日本と同じように親同士が決めた相手と結婚するしきたりが古くからありましたが、現在では都市部ではほとんどが恋愛結婚になっています。しかし、恋愛の最初の段階は、相手の家族に紹介をして承認をもらってからという手順は変わっていません。
ベトナムの結婚式の日取りはそれぞれの家族が信じる占い師によって決められることが多い。それぞれの家族が占い師のところに行き結婚式に最高の日を数日選んでもらうのだ。両家の占い師が選んだ日取りから、重なった日取りを中心に日取りが設定される。聞くところによると、占い師の流派によって結婚式の日取りが決められると、流派が選んだ日は結婚式だらけになるらしい。


■ベトナムの祭り
日本や中国などアジアの国々と同様にベトナムにも、さまざまなフェスティバルがあります。中には日本にある祭りと良く似た形式のものもあります。そんなベトナムの祭りを簡単に紹介いたします。

旧暦について
ベトナムの伝統的な祝祭は旧暦に基づいています。新暦は太陽暦と呼ばれ、太陽を周る地球の運動を元に決められた暦です。旧暦は太陰暦(Lunar calender)と呼ばれ、地球を回る月をもとに決められた暦です。中国やベトナムなどでは、祝祭の日取りをこのもともとから使われてきた旧暦を元に決めているのです。

旧正月(テト): 旧暦1月1〜3日
ベトナム人にとって一番大切な行事です。そして、一年で一番華やかな彩りに包まれる祭りです。それは、テトの前3日間にわたって各町ごとに花市が建ち、普段見られない色合いのさまざまな花が売られるからです。花市で購入した花を家に飾り、親戚を呼んでテトの間まいにちパーティーを開きます。特に親しくしてる友人も呼びます。婚約者をこのパーティーに呼ぶことは正式に家族として認められるという大切な意味を持ちます。
最近の旧暦のテトは新暦では次のようになります。
「2000年:2月5〜7日、 2001年:1月24〜26、 2002年:2月12〜14日、 2003年:2月1〜3日、 2004年:1月22〜24日、 2005年:2月9〜11日、 2006年:1月29〜31日、 2007年:2月18〜20日、 2008年:2月7〜9日、 2009年:1月26〜28日

Le Hoi Dong Da: ドンダフェスティバル 旧暦1月5日
ハノイの北西にあるドンダの丘で行われる伝統的な祭りで、Quang Trung帝が北方の侵略者を撃退した戦いを記念して行なわれている。Tuongという演芸が行なわれ、女性による工芸のコンテストや、男性による人が駒になって地面に書いた盤の上を移動する中国将棋の大会などが行なわれる。12台の太鼓で行なわれるTay Son Battle Drumsと呼ばれる太鼓の演技が有名。
Hoi Lim: リムフェスティバル 旧暦1月11〜13日
北のBac Ninh省のリム村で開かれる伝統的な祭りで、Quan Hoと呼ばれる民謡を、男性のグループと女性のグループに分かれて、競い合います。
Le Hoi Chua Huong: パヒューム(香水)寺院巡礼 旧暦1月15日〜3月31日
ハノイの北69KmにあるHuong山のふもとMy Ducで川の巡礼の道を船に乗って10万人の巡礼者が新年の幸せを祈りに洞窟に作られた寺院にやってきます。
Le Hoi Den Hung: Hung(雄王)寺院フェスティバル 旧暦3月10日
ハノイの北西60キロにある雄王を祭った廟で行なわれる。雄王はベトナムの伝説的英雄で、ベトナムの黎明期、北の山のプリンスと海のドラゴンの娘と結婚しました。そして、100人この子供をもうけました。これを100越といいます。そして両親が離婚をしたときに、父は50人の子供を連れて海へ行きます。母は50人尾子供とその地方に残ります。その50人の王子の中の一人が雄王になりました。祭りでは竹で作ったブランコや、伝統的な演劇、歌などが披露される。
Le Hoi Chu Dong Tu: Chu Dong Tuフェスティバル 旧暦3月10〜12日
雄王の18番目の娘と結婚したChu Dong Tuを記念した祭り。ハノイ北東28KmにあるHung Yen省にあるChu Dong Tu寺院で行なわれる。Chu Dong Tuが湖のほとりで裸で寝ていると、たまたま通りかかった雄王の娘が湖で水泳を始めた。そのときにChu Dong Tuが裸で寝ていることに気づいた雄王の娘は彼に着物をプレゼントした。そのことがきっかけとなり二人は結婚した。この伝説を元にし、水上に浮かべたボートの上に龍を乗せて演劇を行うのが、この祭りのメイン行事。女性による歌の祭りや、人間の駒の中国将棋、民謡ダンスなどのアトラクションがある。
Le Hoi Phu Dong: Phu Dongフェスティバル 旧暦4月6〜12日
ハノイ近郊赤河デルタ周辺の重要なイベントのひとつ。その昔、6番目の雄王の時代に、敵から攻められ苦戦をする雄王が救援を頼む使者を出した。そのときにたったの3歳で歩きもしゃべりも上手でなかったGiongという少年が、使者の声を聞いたとたんに、立ちあがって大きな声で「私が敵を倒すでしょう」と言い放った。そして雄王の元へ行き剣と馬を授かり、敵の中へ分け入って、すべての侵略者たちに立ち向かい、見方を勝利へと導いた。Giong伝説を元にした祭り。祭りではGiongの軍と敵の軍を模した人々が戦場で戦う場面が再現される。
Hoi Choi Trau Do Son: ドーソン牛祭り 旧暦8月9日
ドーソン村で行なわれる闘牛祭り。闘牛場で6頭の牛を戦わせ、勝者も敗者も闘牛の後に食べられてしまう。勝者の首は祭りの間飾り付けられ、終了後に海に捧げられる。
Ram Trung Thu: 中秋節 旧暦8月15日
先祖を敬い子孫の反映を願う秋祭り。子供の祭り。月餅(げっぺい)というケーキをどこの家庭でも購入して食べるのが習慣。中秋の名月の日。
最近の中秋節は次の通り。
「2000年9月12日、2001年10月1日、2002年9月21日、2003年9月11日、2004年9月28日、2005年9月18日、2006年10月6日、2007年9月25日、2008年9月14日、2009年10月3日」
Le Hou Kate: Kate: フェスティバル 旧暦8月末日
チャム(Cham)族とザグライ(Raglai)族の祭り。チャム族のカレンダーでは7月にあたる。南ベトナムのThuan Haiの近くにある、Poclong-Gia Rai 遺跡の寺院で行なわれる。伝統的な演劇や民謡、ダンス、そしてレスリングの試合が行なわれる。


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