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出入国カードの書き方

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日本からベトナムへのフライト時間
日本から直線距離で約3600km。ホーチミン市まで成田空港からの直行便で約6時間、関西国際空港からは約5時間30分、福岡空港からは約5時間。ハノイまで成田空港から直行便で約5時間30分、関西国際空港からは約5時間。

入出国とビザ
【ビザ】 入国時点で3ヵ月間以上の有効期間を有するパスポートと、出国用の航空券を有する日本国民に対しては、15日間以内の観光目的の滞在に限りビザは不要となっている。16日以上滞在する場合はビザが必要となる。ビザはベトナム社会主義共和国大使館、または領事館で申請し、約30分で発給される。通常の観光ビザ(シングルビザ)で1ヵ月間の滞在が可能。 ビザ(VISA)取得代行案内はこちら
【パスポート】 ビザ取得時(ビザなしの場合は入国時)に3ヵ月以上の残存有効期間が必要。なお、入国審査までに、機内で配られる入出国カード(Arrival-Departure Card)の記入を済ませておくこと。

ベトナム出入国書類の書き方 予告なしに変更することがあります。
書式は予告なく変更になる場合があります。(2006年11月現在)

ベトナムでは頻繁に書式が変更されます。
古い書式に戻して使用されることもありますのでご注意ください。
入国時に全て記入し提出します。”A”の部分は返却されるので、大切に保管し出国時に提出します。
ベトナム出入国カード兼税関・検疫申告書 表面
1: フルネーム(旅券と同じ名前をブロック体で記入)
2: 性別(Male:男性・Female:女性)
3: 国籍
4: 生年月日(日・月・西暦)
5: 出生国
6: 旅券番号
7: 発行日(日・月・年)
8: 職業(「英語での職業記入例」参照)
9: 利用便名
10: ベトナムでの住所
11: 同行する子供の名前と生年月日
12: 次の症状があるか(熱、咳、呼吸困難、下痢、吐き気、黄疸)
□はい □いいえ
13: 日付
14: 署名
[1]: フルネーム(旅券と同じ名前をブロック体で記入)
[2]: 性別(Male:男性・Female:女性)
[3]: 国籍
[4]: 旅券番号
[5]: 発行日(日・月・西暦)
[6]: 利用便名
[7]: 別送品がある場合、□にチェックする
[8]: 7000USドル相当を超える外貨を持ち込む場合、□にチェックし総額を記入
[9]: 1500万ドンを超える額を持ち込む場合、□にチェックし総額を記入
[10]: 300gを超える金を持ち込む場合、□にチェックし総額を記入
[11]: 一時的にベトナムに持ち込み、持ち出す品物、または一時的にベトナムから持ち出し、持ち帰る品物がある場合、□にチェックする。


ベトナム出入国カード兼税関・検疫申告書 裏面
[12]: 申告対象の品物がある場合、□にチェックする
[13]: 日付(日・月・西暦)
[14]: 署名

入国

1、 空港施設概要
 ハノイ・ノイバイ空港に国際線の航空機で到着すると、まず、入国審査を受けてから、その外にあるターンテーブルで預け入れ荷物を受け取る。出迎えの人が入構許可証を所持している場合は、このターンテーブルの前で待ち合わせられるが、許可証がない場合は、税関審査の外で待ち受けることになる。ここは、ほかの出迎えの人たちで大変混雑している。

2、 入国手続き書類
 出入国カードと税関申告書(黄色と青の2枚複写式)、検疫申告書(黄色)に必要事項を記入する。これらの書類は通常、航空機内で配布されるが、入国審査付近にも置いてある。

3、 入国審査
 入国審査カウンターで、パスポートと出入国カードを提出する。記入内容とビザに特に問題がなければ、パスポートと出入国カードは返却される。
 審査後、出入国カードの2枚目(黄色)を忘れずに受け取り、出国時まで大切に保管すること。

4、 税関検査
 入国審査カウンターを抜けるとターンテーブルがあり、そこで預け入れ荷物を受け取る。荷物が見あたらない場合は、右端のカウンターで手荷物引き換え証(クレーム・タグ)を見せて手続きをする。通常、翌日の同便で到着する。
 荷物を受け取ったあと、税関検査を受ける。税関申告書(黄色と青の2枚複写式)の1枚目のA面のみに必要事項を記入し(再入国する時は2枚目裏のC面にも記入する)、係官に渡す。
 400本を超える外国たばこと100本を超える葉巻、500g以上の葉たばこを持ち込むことはできない。また、20度以上のアルコール類の持ち込みは、1.5リットルまでとなっている。
 所持金3000米ドルを超える場合と、本人用でない宝石類を所持する場合は、申告が必要である。また、ビデオカメラ、TV、ラジオカセット、ビデオプレーヤー、CDプレーヤー、通信機器、録音済みのテープ、書籍、新聞、写真、絵画、雑誌なども申告が必要である。これらの申告は保安目的と思われる。なお、武器、弾薬、毒物、麻薬、古美術、国家保安関連文書、公衆道徳上有害な文芸作品の持ち込みは禁止されている。
 検査後、必ず税関申告書の複写(黄色)を受け取ること。

5、 空港内での留意点
 空港内での写真撮影は、原則として禁止されている。

6、 空港からの主な交通手段
 ハノイ市内へ向かうには、エアポートタクシー(中心部まで10米ドル)を利用する。

7、 その他の留意点
 別送荷物(アナカン)は、空港からの通知が郵送されるので、受け入れ機関に無税通関手続きをしてもらったあと、この通知とパスポート、税関申告書を持って空港まで取りに行く。この際、空港で関係書類に必要事項を記載するよう求められる。
 なお、別送荷物のあて先をJICA事務所気付にしておくと、通知の受け取りに時間がかかるので、受け入れ機関のあて先にしておくこと。また、引き取りに際して、保管日数に応じた倉庫保管料を支払う必要があるので、注意する。


出国

1、 出国時の概要
 入国時の税関申告書を係員に提出する。3000米ドル以上の現金の持ち出しは禁じられている。骨董品、銀・銅製品の持ち出しは輸出許可書が必要で、前もって文化・情報省に届け出る必要がある。
 出国審査では、入国時と同様、かなり入念な審査を受ける。

2、 リコンファーム
 3日前までに一度行い、念のため、搭乗日当日にもフライト変更がないかどうかを含めて再確認する必要がある。

3、チェックイン
 チェックインタイムは、遅くともフライト予定時刻の1時間30分前。ハノイ市内から空港までにかかる時間は、通常車で40分くらいであるが、途中道が渋滞することもあるため、フライトの2時間30分前には空港に向かったほうがよい。
 なお、チェックインで預け入れをした荷物は、香港・バンコク経由便の場合は、どの航空会社でもそのまま東京まで届くが、ホーチミン経由便の場合は、ホーチミン空港で荷物も再度チェックインする必要がある。

4、空港利用税
 チェックイン後、空港利用税カウンターで14米ドルを支払い、領収書を受け取る。2歳以下の子供は無料であるが、カウンターでの手続きは必要。

5、その他の留意点
 あらかじめ滞在予定期間中のマルチビザを取得してあれば、再入国ビザは必要ない。

3 帰国手続き

1、 帰国時に必要な事務手続き
 入国時より多い外貨を持ち出す場合には、念のため入手経緯を示す証拠書類を用意しておくことが望ましい。

2、 車の処分
 該当情報なし。

3、 家財道具の処分
 JICA関係者に売却するか、MiniMartなどの外国人向け掲示板で引っ越しセールの案内を出す。日本へ返送する場合は、輸送会社に委託する。
4、 住宅の明け渡し
 契約書記載の明け渡し条件による。
5、 外貨持ち出し規制
 入国時の持ち込み金額以上の現金を持ち出す場合には、税関審査の際に入手経路などの説明を求められる場合があるので、銀行への振り込み証などを用意すべきである。
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